~坐骨神経痛のお話~
こんにちは院長の横山です!
少し肌寒くなりこれからの時期、痛みや神経痛が出やすくなってきます。
神経痛は、身体のさまざまな箇所で起こります。
その中で、腰から足にかけて発生する症状を、「坐骨神経痛」と言います。
今日は『坐骨神経痛』についてお話ししたいともいます!
坐骨神経痛自体は病名ではなく、腹痛や頭痛などと同じで、症状名になります。
慢性的に痛みがあると、日々の生活に支障をきたすことも多くなります。
〈主な初期症状は、痛み・シビレなど〉
坐骨神経痛は、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」が、圧迫・刺激を受けて起こる、“痛み・しびれ”などの症状を指します。
痛みはまず、腰痛の発症から始まり、その後、痛み・しびれは、次のような箇所に移っていきます。
〇おしり、太ももの後ろ
〇すね、ふくらはぎ
〇足先
痛み・しびれで、歩行が困難になることもあります。
また、次のような症状が出て、日常生活に負担がかかることもあります。
〇足が痛くて立っていられない
〇お尻が痛くて座れない
〇足・腰のだるさ
〇チリチリと焼けるような灼熱(しゃくねつ)感があるなど
〈坐骨神経痛を起こす4つの原因〉
⒈腰部脊柱管狭窄 腰にある脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されている状態です。 加齢が主な原因なので、中高年に多い疾患です。
2.梨状筋症候群 お尻にある梨状筋部の坐骨神経が、外傷・スポーツ活動などで圧迫されると、痛みやしびれを起こします。
3.椎間板ヘルニア 脊柱は、いわゆる背骨のことで、体を支える重要な骨です。 脊椎がつながり、1本の脊柱になります。 脊椎の間には、背中がスムーズに動くよう、“椎間板”がクッションの役割をしています。
椎間板ヘルニアは、椎間板の中にある、髄核(ずいかく)という部分が押し出され、脳と手足をつなぐ神経が通っている、脊柱管を圧迫します。 すると、脊柱管の中の神経も、圧迫されることになり、痛みやしびれが起こります。 坐骨神経痛は、腰ヘルニアの一般的な症状です。
4.その他 ・脊椎や脊髄(せきずい)のがん ・骨盤にがんができる がんになると、坐骨神経痛の症状が、現れる場合もあります。
坐骨神経痛を予防するにはストレッチが効果的です!
『椎間板ヘルニアに効果的なストレッチ』
椎間板ヘルニアにはひねりを入れたストレッチが効果的です。運動のあとやお風呂上がりの身体が温まっている状態でおこないましょう。
1.床に仰向けになり、両ひざを立てる
2.両ひざをゆっくり左横に倒す
3.そのままの状態で10秒キープする
4.戻って10回繰り返す
5.右側も同じようにおこなう
両肩が床から離れないようにするのがポイントです。
『梨状筋症候群に効果的なストレッチ』
梨状筋症候群には、お尻の筋肉をストレッチするのが効果的です。
1.仰向けになり両ひざを立てる
2.右足を左のひざに乗せる
3.息を吐きながら左の太腿を胸に引き寄せる
4.そのまま20秒キープして元に戻る
5.左右交互に繰り返す
坐骨神経痛に悩まされている方も多くいると思いますが自宅で簡単にできるストレッチをして予防していきましょう!
現在、痛み・しびれがある方はすぐにご相談ください!
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